ディーゼルエンジンの吸気系


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ディーゼルエンジンの吸気系

ディーゼルエンジンは、軽油中硫黄分が10ppm以下という低サルファー軽油が実現したことなどもあり、硫酸などの生成により使用が困難といわれていた排気ガス再循環(EGR:Exhaust Gas Recirculation)が実用可能となりました。これによりディーゼルエンジンはNOx対策及び着火時期の制御性が飛躍的に向上したといえます。
欧州におけるディーゼル乗用車の普及要因として、一般的にはガソリン車に対するディーゼル車の燃費の優位性を挙げられる人も多くいますが、実際は多段噴射によるNVHの軽減と、ターボによる出力の増大と高トルク化によるドライバビリティの向上であるといわれています。
実際ヨーロッパ向けに発売されている、日本メーカーの最新のディーゼルエンジン搭載の乗用車に乗る機会がありましたが、乗ってみれば上記の理由は納得できるものであるといえます。
日本国内の商用車においては、その交通渋滞環境から、低速トルクの低いターボディーゼルは敬遠される傾向にありました。しかしながら現在は、可変ターボや多段ミッションと組み合わせるなどの工夫によりターボ化・ダウンサイジング化が進んでいます。
そしてEGRと組み合わせたターボ技術は大型、小型を問わずディーゼルエンジンにとってはコア技術であるといえます。
現在、普及しているVGターボは、回転翼外側に可変ノズルを有し低流量域においてノズルを絞ることで圧力比を高めるよう工夫されています。

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