バイオ燃料に関する世界の動向 ブラジル


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バイオ燃料に関する世界の動向 ブラジル

バイオ燃料は、石油輸入量の削減や農業振興、さらにCO2削減の観点から、世界各国において積極的な取り組みが始まっています。

CO2削減に関しては、植物がその成長過程において大気中のCO2を吸収することから、バイオ燃料自体はカーボンニュートラルであると位置付けられています。

こういったバイオ燃料の種類としては、ガソリンに混合、あるいは直接的に使用されるバイオエタノールと、軽油に混合して使用されるバイオディーゼル(BDF)があります。

まずバイオ燃料の中の、バイオエタノールの原料は、さとうきび等の糖質原料、トウモロコシ等の澱粉質原料、稲わらや木材等のセルロース系原料であり、またバイオディーゼルは、菜種や大豆、パーム椰子などの植物から採取される油脂や動物油、あるいは廃食油を軽油に近い物性に変換するためにメチルエステル化し、脂肪酸メチルエステルとして使用されます。

ブラジルでは、1970年代のオイルショックを契機にバイオ燃料が注目され、さとうきびから製造されたエタノールを燃料として使う動きが始まりました。現在では豊富なさとうきび資源を背景に、ガソリンに20〜25%のエタノールを混合することが義務づけられています。
ブラジルのエタノールは、世界で唯一、税軽減などの政府の優遇措置なく経済性が成立しているのが大きな特徴です。さらにエタノール専用車(エタノール100%で走る車)やFFV(Flexible Fuel Vehicle;ガソリンでもエタノールでも走れる車)なども普及し、ここ数年はFFVの販売量が急激に増加しています。また、合わせてバイオディーゼルの普及促進も進めており、大豆などを原料に製造され、軽油への混合使用が始まっています。

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