バイオエタノール混合ガソリンの品質


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バイオエタノール混合ガソリンの品質

ガソリンはC8などの炭化水素の混合物であるのに対し、エタノールは酸素を含んだ単一組成です。
バイオ燃料など、エタノールはオクタン価が高いというメリットがある一方、沸点や気化潜熱などがガソリンと異なります。したがってバイオ燃料をガソリンに混合して使用する場合には、車のドラビリ性能(運転性)や排気ガスに対しての影響が懸念されます。
また、バイオ燃料などのエタノールは一般的に金属腐食性や樹脂、ゴムの膨潤といった材料劣化等、信頼性への影響があることが知られています。

過去に高濃度のアルコールを混合したガソリンが販売され、それにより金属腐食による車両トラブルが多発したことを発端に、経済産業省がガソリンに混合するエタノール許容量の検討を実施しました。
具体的には、エタノール混合率が3体積%以下であれば使用過程車を含め、材料に対する影響や自動車排気ガスや運転性への影響はないことが確認されたというものです。そして、それらを受けて品確法にエタノール許容値の規格が追加され、2003年8月28日から施行されています。
尚、ガソリンに混合するエタノールに対しては、前述のJASO規格に不純物含有量の制限などが定められています。
例えばエタノールを50%混合したガソリンにアルミ材を浸漬させた実験では、アルミ材が腐食溶解する現象が確認されており、結果的に高濃度のエタノール混合ガソリンではガソリンエンジンの燃料系部品に使われる材料に問題が発生することが確認されています。
また樹脂や燃料ホースに使われるゴムも材料によっては膨潤による強度低下が生じることもあります。したがってエタノール混合率が3%を超えるバイオ燃料との混合燃料を使用する場合は、自動車部品においては材料や表面処理の変更が必要となります。

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