バイオ燃料に関する世界の動向 日本


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バイオ燃料に関する世界の動向 日本

バイオ燃料の日本における動向についてですが、現在日本においては経済産業省の新国家エネルギー戦略に、運輸部門の化石燃料の使用比率を2030年までに80%に削減する方針が出され、また、バイオマス・ニッポン総合戦略会議から、国産バイオ燃料の大幅な生産拡大に向けた工程表が示されています。
具体的な施策としては、バイオ燃料として、国産によるエタノール生産を推進し、山林からの木材や稲わらを低コストで収集すること、ならびに資源作物の開発、セルロースからのエタノール変換効率を向上させる技術開発により、2030年頃に600万kLの生産(現在のガソリン生産の約10%に相当)が可能としています。
この経済産業省のエネルギー戦略計画におけるバイオ燃料の生産計画は、現在のさとうきびやコメ等からの生産量30kLからすると桁違いの生産拡大となるといえます。
一方、バイオディーゼルについては、京都市等の地方自治体の取り組みとして、廃食油を収集してFAMEに変換し、公用車等に使用している例があげられますが、バイオディーゼルの資源量が限られていることが課題ともなっています。
こういった日本におけるバイオ燃料をはじめエネルギー政策とそれらに関する技術開発については、NEDOの発行する技術戦略ロードマップの中に掲げられています。
欧州やアメリカ、その他の各国のバイオ燃料に対する取り組みに比べると、日本におけるバイオ燃料への取り組み、またその普及に向けた促進計画は若干後手に回っている事は否めない印象ですが、バイオ燃料の問題点や技術的な課題の解決に向けては、日本の持つ技術力やものづくりの力が必要であり、そういった面からも日本におけるバイオ燃料への取り組みは世界各国から注目されているといえるでしょう。

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